世界を、自分事として考える
自修館が展開するグローバルプログラムの目標は、英語力の習得だけでなく、
“グローバルマインド”を育成することにあります。
そのために、生徒の発達段階に応じた国内外での多様なプログラムを用意しています。
グローバルマインドの育成
自修館には海外へ行くプログラムがたくさんありますが、その多くが単なる“語学研修”で終わるものではありません。
海外のさまざまな地域へ行き、そこに集うさまざまなバックボーンを持つ人々との対話でしか学べないもの。それは、多様な価値観や文化を受け入れる広い視野を持つこと。そして、多様な考え方を持つ人々とのコミュニケーションの取り方を知ることです。
校内完結型の学びだけでなく、実際に体験して初めて学べるものに触れる機会を多く設けることで、「多様な価値観を受け入れ、世界の仲間と協働して共通課題に取り組んでいける」グローバルマインドを持った生徒を育成します。
グローバルマインド育成に向けた 3STEP
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1st STEP
英語に興味を持ち、
異文化への関心を高める校内に常駐するネイティブ教員との対話や国内での異文化体験プログラムに参加する機会を通して、ただ英語を学ぶだけでなく、日本人とは異なる価値観や考え方に触れることで世界への興味・関心を高めていきます。
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2nd STEP
海外へ行き、異文化を
体験しながら交流を深める姉妹校であるAorere College(アオレレ・カレッジ)があるニュージーランドをはじめ、さまざまなルーツを持つ人々が暮らす国々に訪問。国内では感じられないリアルな異文化を体験しながら現地の方との交流を深めます。
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3rd STEP
異文化・歴史への理解を深め、
自分事として考える今まで身につけてきた国際的な感覚や視野を、自分の将来にどう生かすかを考えていきます。社会に出たときの自分を想像し、日本の大学だけでなく海外大学への進学も視野に入れて進路や目標を具体的に描いていきます。
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年間を通じて行う
英語教育・グローバル教育
1st STEP各プログラム概要
到達目標
英語に興味を持ち、
異文化への関心を高める
ネイティブによるHR
2週間に1度、各クラスにネイティブ教員が入りオールイングリッシュでHRを実施します。授業や課外活動だけで英語に触れるのではなく、普段の生活からネイティブとの英会話によるコミュニケーションに親しむことで英語でのアウトプットを促進します。英語を”教科”として取り組むと苦手意識を感じてしまう原因につながりやすいですが、会話を楽しむための”手段”として捉えることで、積極的に学ぶ意識を醸成していきます。
Jishukan English Day
- 対象
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1・2年生
- 目的
少人数で楽しみながら英語を話す経験を通して、英語学習へのモチベーションを高めます。
英語を学ぶだけでなく、英語を通してさまざまなことを学んでいきます。- 概要
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夏休みおよび春休み中に学校にて2日間程度実施。
ネイティブ講師が担当し、体を使ったゲームや他教科の学び、ペアワーク、プレゼンテーションなどを実施。
TGGへ行こう
- 対象
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1〜3年生
- 目的
普段の授業で学んでいる英語を実際の場面を想定して使う機会です。仲間と助け合いながら目標を達成していきます。
- 概要
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6月下旬~7月上旬にTOKYO GLOBAL GATEWAY(東京都江東区)にて実施。
実際の場面を想定し、英語でコミュニケーションを取りながら多様な力を実践。
2nd STEP各プログラム概要
到達目標
海外へ行き、異文化を
体験しながら交流を深める
ニュージーランド交換留学
- 対象
4~5年生
- 目的
語学力向上、国際的なコミュニケーション力の向上、アウトプット力の強化、校内の英語コミュニケーション推進を図ります。
- 概要
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8月中旬~下旬の2週間に渡航。9月下旬から10月上旬の2週間に受け入れ。
バディとなる現地生徒宅にホームステイ(シングル)しながら姉妹校であるAorere College(アオレレカレッジ)での授業体験、異文化体験、同年代との交流などを実施。
ニュージーランド交換留学
5つのPOINT-
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POINT 01
姉妹校との交換留学
自修館初の海外姉妹校である Aorere College の生徒と交換留学を行うプログラムなので、バディ宅へのホームステイだけでなく、日本でバディのホストファミリーを経験することもできます。ニュージーランドで2週間、帰国して約1か月後に日本でも2週間いっしょに過ごし、互いの文化を学び合う中でバディとの絆も深まっていきます。
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POINT 02
姉妹校ならではのプログラム費用
姉妹校ということもあり、交換留学の費用はなるべく抑えることで多くの生徒が参加しやすいよう工夫しています。オーストラリア短期研修と比べて渡航期間はほぼ同じですが、値段は半分程度。ただ、ホストファミリーとして受け入れていただくことが前提のプログラムですので、食費等は「お互いさま」としています。
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POINT 03
現地校生徒との交流
現地校での交流はもちろん、自修館でもバディといっしょに2週間過ごすことができます。日本では日本の友だちといっしょに、現地ではバディの友だちといっしょに交流することで、お互いの文化や価値観を楽しみながら理解していきます。
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POINT 04
ニュージーランドの大自然や文化体験
週末を利用して、ニュージーランドの文化に触れるさまざまな活動に参加することができます。マオリの文化が非常に身近なAorere Collegeでは、歓迎の儀式もマオリの伝統的なやり方で行われます。
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POINT 05
日本語スタッフによるサポート
現地校には日本人講師が常駐し、万が一の場合は円滑にコミュニケーションをとることができます。また、留学担当の教員も経験豊富なので、本校と密に連絡を取りながらプログラムを進めることができます。自修館の教員は最初の数日しか引率しませんが、Aorere College の先生方が責任を持って引率してくれています。
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オーストラリア短期研修
- 対象
3~4年生
- 目的
語学力向上、国際的なコミュニケーション力の向上、アウトプット力の強化を目指します。
- 概要
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7月下旬~8月上旬の2週間の実施。
ホームステイ(シングル/ペア)をしながら、現地校に通って英語レッスン、スピーチ、プレゼンテーション、同年代との交流、自然体験(課外活動)などを実施。
オーストラリア短期研修
5つのPOINT-
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POINT 01
ESLの先生から学ぶ英語研修
ESL(English as a Second Language)は、母国語を英語としない生徒が第二外国語として英語を学ぶプログラムです。現地校の先生が英語で授業を行い、現地校の生徒とも英語で会話するので日常生活の中で生きた英語を学ぶことができます。
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POINT 02
一般家庭でホームステイ体験
ホームステイを通して授業では学べない英語や文化・習慣の違いを体験できます。
家族の一員として現地の生活を体験することにより、英語力だけでなく、異文化理解を通して国際感覚を身につけることができます。 -
POINT 03
現地校生徒との交流
現地校にて研修を行なうため自然と現地の友だちが増え、異文化交流をすることができます。英語レッスンや現地校の授業に参加したり、スポーツの交流も盛んに行われます。
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POINT 04
オーストラリアの大自然や文化体験
オセアニア諸国は、世界遺産に登録されている自然遺産の約一割を占めるほど自然に恵まれた国々です。訪問先で日本との違いや歴史・文化・環境保護に対する理解と認識を深めることができます。
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POINT 05
日本人または日本語スタッフによるサポート
グループごとに日本人のコーディネーターがサポートします。
旅行会社のスタッフと引率の先生の協力のもと、研修プログラムの進行、ホームステイ滞在中の相談や緊急時などにも対応しているので初めての海外体験でも安心して過ごすことができます。
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シンガポール短期研修
- 対象
3~6年生
- 目的
英語“を”学ぶレッスンではなく、多様な分野に関して英語“で”学ぶプログラムです。
2024年度から新しくスタートする予定のプログラムです。- 概要
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7月下旬~8月上旬に4泊6日で実施予定。
現地学生との交流活動や野生動物保護などに関する探究学習に加え、企業見学や現地学生とのフィールドワークなどを体験。ホームステイも実施予定。
ハワイ短期研修
- 対象
2~4年生
- 目的
語学力向上、アウトプット力の強化、国際的なコミュニケーション力の向上を図ります。
- 概要
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7月下旬~8月上旬の9日間、現地寮(ハワイ東海インターナショナルカレッジ)に宿泊。
食事はハワイ大学ウエストオアフ校カフェテリアにて。
英語レッスン、ハワイ文化・歴史学習、スピーチ、プレゼンテーションを実施。
セブ島語学研修
- 対象
1~5年生
- 目的
ホームステイを伴う留学プログラム参加に向けた語学力・コミュニケーション力の向上を目指しながら、途上国の現状に触れ、生き方について考えるきっかけにつなげます。
- 概要
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1月下旬~2月上旬の2週間にCURIOUS WORLD ACADEMY実施(宿泊場所はCURIOUS WORLD ACADEMY付属施設)
1日最大8コマの英語レッスンに参加し、週末はSDGs学習や自然体験、同世代との交流を実施。
3rd STEP各プログラム概要
到達目標
異文化・歴史への理解を深め、自分事として考える
海外フィールドワーク
「英語を学ぶ」ではなく「英語で学ぶ」プログラムを中心に、世界の共通課題に向き合うフィールドワークです。5年生を対象に7泊9日で実施され、現地の高校生との交流はもちろん、全員がホームステイを体験することで他文化や異なる価値観・生活様式への理解をさらに深めていきます。また、現地の高校生と協働してSDGsに取り組むプログラムも実施。地球規模で物事を捉え、世界の共通課題を自分事として考えることで自分の将来への視野を広げるきっかけにつなげていきます。
ターム留学・1年留学
- 対象
- 4〜6年生
- 期限
3ヶ月(1学期間)程度/1年
- 基準
成績や出席状況、学費納入状況に問題がないこと。
- 成績
留学の成果全体で単位認定。
- その他
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月に1回以上、留学先での生活・学習に関して担任を通して学校に報告してください。
留学終了後も自修館に在籍し、留学経験を活かして校内外で活躍することを期待しています。
海外大学協定校推薦制度(UPAS)
- 対象
5~6年生
- 概要
海外の大学が学内の多様性を高めるために、優秀な日本人学生を受け入れる目的で設けた特別制度です。
アメリカを中心とした欧米約 100 校が協定校として参加しています。- その他
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後期課程(高校)の成績で出願可能です。
専門のサポートで、一人ひとりに合った進学先を実現します。(出願校選定コンサルティング・出発前オリエンテーション・書類作成サポート・専攻相談(キャリア相談)・エッセイ指導(奨学金・出願エッセイ)・滞在先手続きサポート・予防接種や健康診断などの各種手続き・入学前語学研修手続き・航空券や海外旅行保険等の手配・大学体験コースの案内)
一般入試よりもTOEFL・IELTSの基準が低く設定されています。
国内大学への併願が可能です。
返済不要の奨学金制度も充実しています。
年間を通じて行う英語教育
・グローバル教育概要
英語講座
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01
英検®講座/ネイティブ講座
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生徒一人ひとりの目標級に合わせて、学年の枠を超えた”級ごと”の対策講座を設けています。また、スピーキング、ライティングに重点を置いたネイティブによる講座も開講しています。1~2学期、3~4学期と半期ごとの募集です。
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02
発音講座
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「英語耳」著者であり、本校職員の松澤先生による英語の発音を練習する講座です。細かい音の練習を積み重ね、スピーキング力やリスニング力の向上を目指します。
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03
国際講座
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不定期で企画される講座です。海外の学校とのオンライン交流や、外部の施設での英語活動などを企画予定です。
グローバルラウンジ
ネイティブ教員と英会話や音楽、映画、ボードゲームなどを楽しみながら、海外に行かなくても校内でいつでも異文化に触れることができるスペースです。普段はシャイで口数が少ないような生徒も、グローバルラウンジでは趣味のことなどを楽しそうに話す姿が見られるなど、生徒とネイティブ教員がリラックスしてコミュニケーションを図れる場所となっています。
英検®受験
自修館では年に1回、10月の英検®を全校生徒が受験しています。学年ごとの授業による日頃の積み重ねはもちろん、全学年共通の講座の開催や英検®アプリ(1~5年生)等も用いるなど学校をあげて英検®対策を行い、合格に向けた英語力の向上をサポート。前期生(1~3年生)で3級、後期生(4~6年生)で2級合格を目指します。
GTEC for students
Benesseが実施している4技能型の英語試験です。自修館では年に1回、2~5年生は12月、6年生は6月に受験します。合否ではなくスコアが出るので、生徒たちが4技能の習得状況を確認し、自信をつける良い機会になります。
オンライン英会話
希望者を対象に、DMMオンラインのアカウント購入をとりまとめています。継続的に英語を使う時間を増やすことで、スピーキング能力の向上が期待できます。
Active English
ネイティブ教員との英会話を通して他文化やコミュニケーションを学ぶ授業です。パターンプラクティスを中心とした日常英会話からはじめ、徐々にペアワークやスピーチ、プレゼンテーションなどにレベルアップしていき、最終的にはライティングやスピーキングに取り組みます。
6年生では入試に向けたリスニング問題にも取り組みます。また、今年度よりネイティブ教員を増員し、1~4年生はクラスを2分割した少人数での実施を基本としています。