受験生、保護者のみなさま、
はじめまして。
自修館中等教育学校です。
このページでは、
自修館からみなさまへの
「自己紹介」として
さまざまな視点から見た自修館を
お届けいたします。
CASE01
校長先生にきいてみた

自修館の教育目標は?
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自主・自律の精神に富み「自学・自習・実践」できる生徒の育成
生徒のほとんどは大学へ進学しますが、自修館での6年間を単なる大学への通過点にするのではなく、多様な「学び」をその後の人生の基盤にしてもらいたいと願っています。
本校では創立時より「探究」の授業を実践しています。この授業を通して、学校での学びと社会とのつながりを実感したり、生涯学び続ける大切さを知ることで学習意欲を高めたりする生徒もたくさんおりました。現在は教科の学習にも探究の要素を取り入れ、主体的・対話的に取り組んでいくことを意識しながら「学びの大切さを知り、深く学び続ける人」になってもらえたらと思っています。
また、本校では「他者や社会への貢献」も大切にしています。
自修館での6年間を通して「誰かの役に立つこと」の尊さに気づいていく生徒が多いのではないかと感じています。グローバルプログラムや土曜セミナー、探究など、本校には社会とのつながりを通して「自分のできることは何か」といった存在意義を考える機会がたくさんあります。
そうした学びの中での気づきとともに、6年間寄り添ってくれる保護者の方々や教員、仲間たちの存在への感謝の気持ちが育まれることで「誰かのため、世の中を変えるために力を尽くせる人」になっていくのだと思います。 どうして6年一貫教育なのですか?
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一人ひとりの大きな成長に寄り添うための6年間。
一貫校のメリットはさまざまあると思いますが、本校は「完全一貫校」であることにこだわりを持っています。自修館が高校募集を行っていないのは、人生で最も多感で身体的な変化の大きい6年間の成長期を同じ教員集団が継続して見守りながら、一人ひとりの精神面・学力面の発達に応じてサポートやアドバイスを行えることが最大の理由です。
また、中高の境を気にすることなくカリキュラムを組むことで、学習過程の時間的なゆとりが生まれることも非常に重要です。6年生までに無理なく受験への姿勢を整えていくことができるため、自修館を訪れた際に「穏やかな時間が流れている」と感じる方も多いのではないでしょうか。 どんな教育をされているのですか?
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社会や世界を見据えた、実用的なスキルと姿勢の育成。
予測困難な時代が到来する、ということが良く叫ばれますが、いつの時代も先行きは不透明だったはずです。高度成長期やバブルの時代は、この状態がいつまでも続くものではないとどこか不安を抱いていたのだと思います。どんな時代になっても、揺るがない自分であり続けるために。さまざまなスキルを身につける土台となるのが本校の3つの柱「探究」「グローバルマインド」「EQ教育」です。これらは、それぞれが独立したものでなく、互いにつながり作用し合うものだと私たちは捉えています。
現代において、1つの課題を解決するにも実に多くの要素が関わってきます。高度に情報化が進んだ世界で、日本という1つの国だけで解決できる問題はほとんどありません。多様な文化や価値観を知り、それを認め尊重する心がなければ、問題を見出すことすらできないのです。
そして、その課題を解決するために、1人の力でできることは限られています。自ら学び続け、自分を磨いていくことはもちろん必要ですが、人に頼ることも非常に重要です。周囲の人々の力を引き出す、共感を生み協働につなげることができる。そんなスキルも間違いなく必要です。EQやグローバルマインドを土台に、探究的な視点で物事に向き合い「自分事」として解決していく。3つの柱にはそのすべてが詰まっています。
これまでの教科教育、いわゆる「受験のための勉強」をするだけでは決して身につかないもの。自修館の6年間には、それらを獲得する仕掛けが、授業をはじめとしたさまざまな学習機会に散りばめられているのです。 保護者の方へのメッセージをお願いします!
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6年間、いっしょに生徒を見守るパートナーとして。
生徒と教員の距離が近いというのは、中高一貫校ではよく言われます。しかし、自修館ではただ近いだけでなく、生徒に寄り添って支援していく教員の姿勢が貫かれています。廊下に設置されたベンチや机をはじめとした、対話が生まれる数々のスペースは、一見無駄の多い空間に見えるかもしれませんが、生徒と向き合い対話を重ねていく私たちの姿勢の現れです。
また、その姿勢は保護者の方々に対しても発揮されます。本校にはPTAはありませんが、さまざまな形で保護者の方々と関わる機会を創出しており、EQの専門家による子育てセミナー、家族スポーツ親睦会など、自修館ならではの行事に参加いただけることはもちろん、3年生の保護者職業セミナーといったプログラムにも毎年多くの方にご協力いただいています。6年間、いっしょに生徒を見守るパートナーとして、生徒と共に絆を深められたらと願っています。
まずは、本校の空気感や流れる時間を感じながら、自慢の生徒たちと先生方に出会っていただけたら嬉しいです。みなさまのご来校、お待ちしております。
CASE02
1〜5年生有志
生徒
※回答率75.2%にきいてみた
Q1
一番楽しみにしてる/楽しかった行事は何ですか?
自修祭
国内フィールドワーク
海外フィールドワーク
スポーツ大会
芸術鑑賞会
短期研修ハワイ・シンガポール・オーストラリア
合唱コンクール
その他

Q2
一番好きな授業は何ですか?
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体育
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数学
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音楽
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技術・家庭
社会
美術
理科
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技術家庭
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社会
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美術
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理科
音楽
クラシックギターやバイオリン、
和太鼓などの楽器の演奏や作曲など、
他の学校では体験できないことを体験できるから。
4年生 赤坂たなさん
数学
最初はとても苦手で正直大嫌いだったのですが、
相性の良い先生のおかげで少し得意になり、
大好きになりました!
5年生 まっきーのイッヌさん
体育
体が動かせて楽しい。
他の学校ではしないようなスポーツを
する。
1年生 匿名Mさん
Q3
いま夢中になっているものはありますか?
例えば・・・
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宇宙論です。自修館の特徴の一つである探究授業の中の物理学ゼミで
宇宙について探究しています。とても面白いです。3年生 須藤美海さん
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飛行機の設計・物理オリンピック、
数学オリンピックに向けての勉強・テスラコイルの製作。1年生 緑沼さん
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爬虫類!!犬猫には無い珍妙さに惹かれて家で何匹か飼育しています。イチオシは世界最古のヤモリ
「ボルネオキャットゲッコー」と爬虫類とは思えないフォルムが魅力の「コモチミミズトカゲ」。
図書館「com+com」の生き物コーナーで日々同じ趣味の人と話したり、
長期休みにはメンバーと生物採集に行ったりしています。3年生 こにちうりもさん
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日本人向けの美味いカレー作り。5年生 ふざけるのも大概2世さん
日本人向けの美味いカレー作り。
5年生 ふざけるのも大概2世さん
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エジプト。3年生 tskさん
Q4
入学前と入学後で、自修館への印象は変わりましたか?

はい
入学前は黙々と勉強をするだけだと思っていたが
入学して思っていたより行事が多く
部活動にも力を入れていて
楽しいこともたくさんあるんだなと思った。
4年生 坂口さん
はい
もっと暗い学校だと思っていたら
友達が元気すぎた。
5年生 名無しさん
いいえ
入学前も生徒に対して
親身になってくれるイメージを持っていたが
今もそれは変わっていない。
2年生 もずくさん
Q5
入学時と今の自分を比べて、成長したな〜と思う部分はありますか?

Q6
自修館を受験してよかったと思いますか?
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ここまで先生方が生徒一人ひとりに接してくれる学校は少ないと思う。
自修館で出会えた友達や先生方に常に感謝しています。4年生 名無しさん
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海外の方との交流が増えたから。
4年生 んさん
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人とのコミュニケーション能力が格段に上がったと感じたから。
2年生 WATOさん
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少しずつ乗り越えられることが多くなりました。
チャレンジすることが多くなってできることも多くなったので良かったと思います。2年生 あーさんさん
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人前で発表する力とか、自分からなにかに挑戦してみようかなと
思えるようなイベントなどがたくさんあるから。1年生 匿名Sさん
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想像していた以上の探究をすることができて楽しい。
5年生 かなさん
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色々な視点から物事を見れるようになったから
4年生 坂口さん
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毎日が楽しくて、学校に来たいと思えるから!
3年生 甲斐田さん
CASE03
先生にきいてみた

生徒・先生・保護者の関係性について
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6年間かけて築く、3者の信頼関係。
6年間をともに過ごすので、自然と教員と生徒との関係は濃くなっていきますね。
特に自修館では前期課程(1~3年生)と後期課程(4~6年生)で教員を分けていないので、生徒は教員一人ひとりとしっかり信頼関係を築いていきます。そして、いっしょに生徒を育てるパートナーとして、保護者の方と関わる機会も多いです。保護者会や三者面談はもちろんですが、自修館にはご家庭との独自の連絡ツールとして「JOIN」というものがあり、全教員に対して、個人宛もしくは複数人宛にメールのやり取りができるなど、些細な変化でもすぐに相談できるような体制づくりを心掛けています。 自修館での6年間について
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体験と、人との関わりの中で大きく成長する6年間。
自修館には、高校入試がない代わりに、探究や部活動、海外研修、土曜セミナーでのさまざまな体験、図書館でのイベントなど、たくさんの初めてに触れるきっかけと時間があります。
そして、漫画・アニメに詳しい先生や、100kmマラソンに挑戦した先生など、先生も生徒と同じように“好きなもの”を持っている方が多いです。そんな環境のなか、生徒は体験や多様な人との関わりを通して、自分が活躍できる場所や、自分を自分として認められるような場所を見つけていきます。それが自信や安心感、一歩前へ進んでみようという意欲につながって、卒業後も自分らしく輝ける日々を過ごす土台になる。そんな6年間を過ごせるよう、私たち教員も全力でサポートしていきます。
CASE04
保護者にきいてみた

入学前の自修館について
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「自学・自修・実践」を土台に、成長を期待できる学校。
時に厳しく、時に優しく、6年間、楽しい学校生活を送らせていただいたと思います。
最初に自修館へ興味を持ったのは、学校説明会で「自学・自修・実践」を重んじる学校だと知ったことがきっかけでした。その他にも、先生方による丁寧なサポート体制や、大学受験を視野に6年間をかけてじっくり取り組めることなど、卒業後の成長を期待できる環境に魅力を感じ、我が子を入学させたいと思うようになりました。 入学後の自修館について
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学力も、人間力も、楽しく育む充実した6年間。
入学してからの6年間は、入学前の期待を超えるほど、さまざまな面での成長を感じる毎日でした。
一番驚いたのは、学習面です。元々好きだった英語を、英語科の担任の先生のおかげでさらに大好きになっていたり、勉強の楽しさに気づいたのか、入学前と比べて偏差値が30くらい上がっていたり…。その他にも、陸上部で自ら部長に立候補して活動をやり遂げたことや、探究を6年間取り組む中で、恥ずかしがらずに自分の意思をきちんと伝えられるようになったことなど、人としての成長を感じることも多く、親としてとても嬉しかったです。それでも苦しい様子は全くなく、本人はいつも楽しそうに過ごしていました。それはきっと、先生方のサポートや、周りの友だちとの信頼できる関係性があってこそだと感じています。卒業後も自修館で築いた土台を忘れずに、自分らしい幸せな人生を歩んでいってほしいです。